「娑婆(しゃば)」

梵語サハーの音写語。忍土とか堪忍土とも訳されます。

多くの欲や苦しみのある人間世界の意味。ここから転じて、私たちの住む俗世界、現世の意味になりました。

娑婆気とは、名誉や利益などの俗気の強い心持ちをさします。