今年九州南部は平年より一週間早く、去年より12日も早く梅雨明けしたそうです。

今年九州南部は平年より一週間早く、去年より12日も早く梅雨明けしたそうです。

そのことも影響したのでしょうか。

私の地域では昨年よりも雨量が極端に少なかったように感じます。

去年、大雨で私の家のすぐ近くの川が氾濫し、近所の多くの方々が床上・床下浸水の被害を受けました。

そういうこともあり雨量には特に気を付けていましたが、大雨にはならず近所の方々もひとまずホッとされていることと思われます。

 今年の夏は、特に「暑い」と感じます。

そう感じるのは私だけでしょうか。

これまではそこまで暑いと感じる日はあまりなかったのですが、今年の暑さはこれまでとは違うように感じています。

最近、テレビのニュースで

「地球温暖化」

の問題が多く取り上げられています。

世界各地で異常気象が数多く報告されていることも気になるところです。

7月に開催された洞爺湖サミットでは、地球温暖化対策のことも話し合われたようです。

全国の警察官の方々が北海道そして東京へも派遣され、九州各県からも多くの方々が出向されたようです。

余談ですが、私の知り合いの警察官は

「福岡からもたくさん派遣されて手薄になったので、今度は鹿児島から福岡に応援にいかなければならない」

と話をしていました。

地球温暖化のことを考え、自分で出来ることから始めようということで、できるだけクーラーをつけないで生活をしようと普段からこころがけています。

先日もクーラーをかけずになんとか扇風機と窓から入ってくる風で我慢していました。

ふと

「今、気温は何度だろうか」

と室内の温度計を見ると33度。

それまでなんとか我慢できていましたが、その温度を見た途端、どーっと疲れが出てきて、ついつい冷房のスイッチに手が伸びたことでした。

よくよく考えてみますと、冷房もなければ、冷蔵庫もなかった時には、当時の人々はあるがままを受け止め、暑い時は打ち水をしたり、いろんな知恵をしぼりながらその時その時を楽しみながら生きてきたことでしょう。

冷房機器という存在が当たり前になった今、生活レベルを落とすことはなかなかできることではありません。

しかしながら、そのなかでも子や孫の未来のためにも自分には何ができるのか、しっかりと考えていかなければなければならないと強く思うことです。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。