秋の味覚

秋のお彼岸の法要の際、

ご門徒さんから5キロほどの栗をいただきました。

毎年 栗を持って来てくださる方なのですが、

こんなにもたくさんの栗を持ってきてくださったのは初めてのこと。

渋皮煮を作ろう!栗ごはんを作ろう! と、

栗料理の定番を作り始めるのですが、

栗… そう、外側の硬い皮である鬼皮を剥くのが大変です。

包丁で 鬼皮を剥こうとすると、必ず指をケガしてしまう。

今回も、早々と 指を切ってしまいました。

何か方法がないものだろうか…

「!!!!!」

以前、テレビで

栗の皮むき専用のピーラーが存在するのを見たことがあったことを思い出しました。

早速、ネットで検索。

ほうほう、いろいろある…

でも ネットで頼んでも、

栗むき専用のピーラーを待ってる暇はない!!

というわけで、思い当たる数店舗に電話で 有無を聞いたところ、

1店舗、栗の皮むきピーラーを置いてる店がありました。

しかも 残り1つ!

取り置きしてもらい、早々に 買い求めに行きました。

さて、使いごこち。

す、すごい!!

慣れないのでスルスルとはいかないけど、キレイにむけます!!

栗の皮むきが楽しい!!

今まで思ったことの

なかった感情がわいてきています!!

栗を持ってきてくださったご門徒さん。

山間部に住まわれているんですが、

5キロもの栗をかかえ、バスに乗りお寺に持ってきてくださいました。

たくさんの栗をいただいたことは、

もちろん嬉しいことでした。

でも、それ以上に その方の思いが嬉しかったです。

お寺にいると、時期のものをいただくことが多いです。

時には「また、この野菜!?」と思うこともありました。

しかし、持ってきてくださる方

お一人お一人のお気持ちを考えると、

なんて失礼なことを思っていたんだろう…と

改めて反省しています。

いただいた栗で、たくさんの渋皮煮作りました。

おいしくいただきました

ありがとうございます

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。