長崎へ旅行へ行ってきました。

先日、職場の誰よりも早く夏休みを取り、長崎へ旅行へ行ってきました。

長崎には、妹夫婦が住んでいます。

今回の目的は、もうすぐ二歳になる、甥っ子へ会いに行くこと!!

長崎へは、鹿児島から、新幹線と特急列車の乗り換えで約3時間半ほどかかります。

お土産を片手に、早朝から長崎へ向かい出発しました。

昼前に長崎駅に到着すると、駅まで、妹と甥っ子が迎えに来てくれていました。

4月に2週間ほど鹿児島に帰省していた妹夫婦。

なので、甥っ子と会うのは約3ヶ月ぶり。

覚えていてくれるかな〜っと、笑顔の再会を想像しながら、にやにや、笑いをこらえながら、甥っ子のもとへ向かったところ。。。

・・・無反応。。。。

そういうものかな〜っと、苦笑いしつつ、何とか自分で自分を慰めながら、気を取り直して昼食へ!!

甥っ子の大好きなお子様ランチのあるレストランへ。

甥っ子は一生懸命、小さな口をいっぱいにあけて、それはそれはおいしそうにご飯をほおばっていました。

その姿を眺めながら大人は笑顔が自然とこぼれてくるものなのですね。

小さい口で、小さい手で、一生懸命食事をとる姿。

この子の将来、未来のために、そしてこの子だけではなく、世界中の子どもたちのために、私たち大人はしなくてはならない多くのことがあるのではないかと思うことでした。

安心して生きていける世の中、平和な世の中であるために。

ひとりひとり、出来ることは小さいかもしれない、けれど、その考えを一人でも多くの大人がもち、それぞれが何かしらの行動を起こすこと、まさしくその行動こそが、子どもたちがこれから先生きていく未来の姿・形となってあらわれてくるのではないでしょうか。

テレビをつけると、毎日悲しいニュースばかりで、心が痛くなります。

世界中でたくさんの人たちが争い、尊い命が奪われています。

私はこれからも、阿弥陀さまのおみのりを聴かせていただき、ともに喜び合えるお同行と、そしてこれからも何かしらのご縁で出遇わせていただく方々を大切に、お念仏の日暮しの中、今いただいている命を大切に、感謝の気持ちを忘れず一生懸命生きていきたいと思っています。

どんなときも、『感謝』の気持ちを忘れてはなりません。

そして、つねに相手を思いやる心も忘れてはなりません。

でも、私も、このように書きつつも、よく思い通りにならない現実に腹をたてたりしているのが現実ですが。。。

簡単に出来そうで、とても難しいこと。

けれど、『感謝』する心と、人を思いやる心を、世界中のみんなが忘れずに生きていけたなら、未来はきっと争いのない世界へとなっていくのではないのでしょうか。

今回、甥っ子との再会により、このようなことに気付かされ、考えさせられる長崎旅行となりました。

十分にリフレッシュも出来ましたし、何より甥っ子のすべてに癒されました。

これから、ますます夏本番!!

体調を整えながら、ひとつひとつのご縁を大切に、『感謝・思いやりの心』で生活していきたいものです。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。