三か日法要とはどのような法要ですか。

亡くなられた日を一日目、翌日の葬儀が二日目、そして葬儀のお礼参りに来られるのが三日目であることから、葬儀の翌日、お寺にお参りに来られる法要のことを「三か日法要」と呼ぶ地域があります。そのような地域では、葬儀のお布施はその当日ではなく、お礼参りの三日目にお寺に持ってこられたりされるようです。

ところが、火葬の後に勤める「還骨法要」のことを「七七日」といったり、亡くなられた日の翌々日に葬儀をお勤めすると三か目であることから、「還骨法要」のことを「三か日法要」と勘違いされる方も時折いらっしゃいます。

結論としては、「三か日法要」は、お葬儀のお礼を兼ねて、葬儀の翌日にお寺にお参りされる習慣のことだと言えます。なお、一般には亡くなられた日から数えて七日目を「初七日」、それ以降「二七日」「三七日」…、「七七日」を「満中陰」といいます。ちなみに、その後は「百か日」、亡くなられた翌年の命日は『一周忌』、その次の年は「三回忌」をお勤めになります。