浄土真宗の法名とは、仏教に帰依した方の名前です。
主として京都の本願寺(西本願寺)で行われる帰敬式(地方の別院などで行われることもあります)を受式されますと法名をいただけます。
法名をいただくということは、“仏教徒としての自覚をもって人生を生きていく”証であります。
浄土真宗の法名はどなたも「釋〇〇」となります。
釋は、仏教の教えを示されたお釈迦様の釈迦を表しており、仏弟子にならせていただくことです。
〇〇の部分は、基本的には本願寺より授かりますが、現在は内願法名といって自分の希望する文字をつけることも可能です(使用できない文字もあります)。
内願法名を希望の場合は、2ヶ月ほど前から申込が必要となります。
ぜひ、生前に帰敬式を受式され法名をいただくことをおすすめいたします。
何らかの理由で、生前に帰敬式を受けるご縁がなかった方にたいしては、葬儀の際に住職などから、おかみそりが行われ法名をいただくこととなります。