私の日課の一つに、毎朝スクールバスで登校する子ども達をバス停まで送るというのがあります。
長男が小学校入学時からなので、かれこれ六年になります。
六年前にはこの村から通う子ども達も十人近くいたのに今は四人にまで減ってしまいました。
過疎化、少子化により子ども達は年々減り続けています。
しかし移り変わるこの村の子ども達を、毎朝変わらない顔が見届けてくれています。交通安全の方々と民生委員のみなさんです。
今では子ども達の数よりおじちゃん、おばちゃんの方が多いです。
自分の孫ではないけれど、同じように温かな顔で毎朝声をかけてくださいます。
そんなみなさんのお姿に、子ども達も私も自然と元気よく大きな挨拶が出ます。
みなさんがどれほど子ども達を思ってくれているのか、温かい思いが毎朝伝わり、親として本当に有難いです。
これから先、この村にどれだけの子どもが生まれるかは分かりませんが、子どもがいる限りずっと続けてくれるのだと思います。
メンバーは変わっていくけど、その心は受け継がれながら・・・。
また明日も子ども達をよろしくお願いします。