鹿児島都市農業センター

 写真を撮るのが大好きな御門徒さんの勧めもあり、10月中旬、鹿児島都市農業センター(鹿児島市犬迫町)へコスモスを観に行ってきました。

 平日だったのですが、お天気もよく、ぽかぽか陽気だったこともあり、施設内には、高齢者施設に入居されている方や、病院の入院患者さん方が多くお見えになっていました。

 

 施設内の中央に広がる、コスモス畑。

 それはそれは心奪われるほど美しい世界が目の前に広がっていました。

 赤色やピンク色、白色、中には黄色のコスモスも。

 そっと顔を近づけてみると、とってもいい香りがしました。

お花に囲まれていると、みんな笑顔になるのですね。

みなさん同じ、優しい笑顔と笑い声でお花畑はあふれていました。

私の目も、周りの方々の目もきっとキラキラしていたように思います。

綺麗な物を目にしたときって、自然と優しい気持ちになるものですね。

日常の忙しさや、嫌な事、悲しい事をふっと忘れさせてくれるような、不思議な作用。

お花の癒しについて、インターネットで検索したところ、

実は「フラワーセラピー」という芸術療法があるほど、花には疲れやストレスを癒す力があると注目されているという記事がありました。

 鹿児島市内もどんどん開発されていき、ますます快適に生活しやすい環境になってきています。

 その反面、自然に触れる機会が減ってきているのも現状です。

 

 たまには、忙しい合間をぬって、ドライブがてら、自然に触れにいくのもいいかもしれませんね。

 自分自身がまず優しい、穏やかな気持ちになることで、他人にも優しくなれると思うのです。

 笑顔や思いやりって連鎖反応があると思います。

 このいい連鎖反応が、どんどんひろがって、平和な世界になっていくのだと思うのです。

 

 鹿児島都市農業センターでは、コスモスだけではなく、春は「菜の花」、夏は「ジニア(百日草)」が楽しめるようなので、暖かくなったらまた足を運んでみようと思っています。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。