新年を迎えて,今年がどのような年になるのか,楽しみでもあり,不安でもあります。

新年を迎えて,今年がどのような年になるのか,楽しみでもあり,不安でもあります。

特に昨年の暮れに立て続けに発生した女子児童が幼い命を奪われた事件には胸が痛みます。

一昔前は「人を見たら泥棒と思え」が「人殺しと思え」とでもなってしまっている時代です。

先日鹿児島県警の県警安心メール(http://www.pref.kagoshima.jp/police/anshin_mail.htm)に登録をしてみました。

すると,多い日には2,3件の不審者情報が知らされて来ます。

想像していたよりも件数が多いのに驚くと同時に,中には首をかしげたくなるものもありました。

その大半は「車に乗るように誘われた」とか「一緒に遊ばない?」とか言うものですが,中には,「君はどこの小学校ね,何年生ね」とか「おじさんに道を尋ねられた」というものまで事例として挙がってきていました。

見ていて残念で,悲しさすら覚えました。

恐らくは児童から聞いた保護者が通報したんだと思いますが,それ以来,町で見かけた子供達に,声をかけることに躊躇するようになりました。

「声をかけられたら不審者と思え」と大人を疑うことを教えなければならない社会のあり方を皆さんはどう思いますか?

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。