今年の夏はオリンピックで盛り上がり、いろんな意味であつ〜い夏でした。
名場面やそれまでのドラマに感動し、“バシッ”っときた人も多いのでは・・・?(笑)
ところで、忘れられないこと、言葉ってありませんか。
もう何年も前のドラマで、香取慎吾君や石田壱成さん出演の
『聖者の行進』
でこんなセリフがありました。
「強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。
人間はもともと弱い生きものなんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとするんです。
強くなるということは、鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。
自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる…。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する…。
痛みに鈍感になり、優しさを失う…。
いいんですよ、弱いまんまで…。
自分の弱さと向き合える、それを大事になさい…。
人間は弱いまんまでいいんですよ。
いつまでも、弱いものが手を取り合える…、
生きていく社会こそが素晴らしい…。」
…どうでしょう。“自分の弱さと向き合う”…。
もう何年も考えていますが、なかなか難しいです。
でも、難しいけれども、本当に大切なことなんじゃないのかなぁ〜って思います。
だからこそ“手を取り合い、支え合う”。
そこには今まで気づかなかった新しい世界がひらけてくるような…、そんな気がします。
今、「思い出ノート」を読み返しています。
さて、今年のオリンピックの感動をどんな風に書こうかな…。