毎日、暑い日がつづきます。

毎日、暑い日がつづきます。

ニュースでは“気温が35度を超える猛暑日だった”“室内でも熱中症に注意を”と、暑さ関係のことを毎日伝えています。

熱中症は、外も家の中も関係ないので、特に気をつけないといけません。

私は、これまで水分補給を心がけて水をよく飲んでいたのですが、新聞を見ていたら

「水だけではあまりよくない」

という記事を目にしました。

汗で塩分が流れるので

「水だけではなく、塩分補給も大切」

ということだったので、今はスポーツドリンクを飲むようにしています。

頭では

「水を飲んでいるから大丈夫」

と思っていたのですが、体はそう簡単にはいかないのですね。

体は、とても正直です。

「足りないものをしっかり補給しないといけないなあ」

と、感じます。

そこでふと思ったのですが、頭の中では大丈夫と思っていても、現実にはうまくいかないことってよくあります。

予め計画をたてても、それを実行に移すと思い通りにいかなかったり、間違いないと思っていたことが実は間違いだったり…。

考えてみると、私が

「正しい」

と思ってしていたことは、実はそれまでに経験してきたこと、知識とし身につけてきたことだけを材料に下した判断で、しかもそれを

「全て」

と勝手に思い込んでいたのですから、現実に直面すると思い通りにいかないのは当然です。

けれども、当然のことなのですが、その身勝手な思いに気付かないでいると、自分の思い通りにいかないことに対してイライラしたり、その理由を他に転嫁して愚痴をこぼしたりしている自分に気付かされます。

まさに、日々煩悩と共に生活している自分の姿に気付かされることです。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。