去年から今年にかけての冬は暖冬といわれました。

去年から今年にかけての冬は暖冬といわれました。

本当に冬とは思えないような、暖かい日が多かった気がします。

このまま春を迎えるかと思っていたら、先月23日~24日に強い寒気の影響で雪が降り、この冬1番の厳しい寒さに見舞われました。

九州を中心に全国の観測地点の多くで最低気温が史上1位を記録したそうです。

私の暮らす地域でも、10数センチの雪が積もりました。

これだけ雪が積もるのは、私の記憶では初めてだと思います。

子どもの頃は、雪が降ると嬉しくて外ではしゃいでいたのですが、今はそうでもありません。

ただ、家の中からどんどん積もる雪を眺めて時間が過ぎていきました。

ニュースや地域の有線放送などで、事前の対策をと聞いてはいたものの、“まあ、大丈夫だろう”と油断した結果、水道が凍り水は出ないし、タイヤのチェーンの準備はしてないので車での外出はできず、ただただ雪が溶けるのを待つばかりでした。

“早く溶けないかな、もう降らないでほしい”と愚痴をこぼしながら、家にこもる私。

外を見ると近所の子どもたちが雪だるま作ったり、雪合戦したりして雪を楽しんでいます。

フェイスブックを見ると、かまくらを作ったり、様々な雪だるま作ったり、ソリで滑っていたり…と、雪を楽しんでいる投稿が目に入ります。

なんだか雪に愚痴ばかりこぼす自分が恥ずかしくなりました。

久しぶりに降り積もった雪を楽しむ心の余裕もなく、自分の都合ばかり考えてしまっている自分がここにいました。

反省しつつ、気づかせていたことに感謝です。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。