昔、お釈迦さまは35歳の折り、インドのブダガヤの菩提樹の下で覚りを得られました。
このお釈迦さまの覚られた所(サンスクリット語:ボーディマンダ)は道場の原義です。
道(さと)りの場から学道または修行をなす場所、法が説かれ実現される場所、仏道を修める場所、本尊を安置し修行する場所、また初期浄土真宗に見られる念仏者が集まり念仏を称える場所を指すようになり、さらには武術などの稽古の場所を指すようになりました。
いずれも、この世に生まれ出た私たちが、人生の真の意味を追求するための大切な場所という意味合いがあります。