秋のお彼岸も終わり、朝夕がだいぶ涼しく感じられるようになってきました。
数年前に飲酒運転による罰金を重くしたことによって飲酒運転が抑止されていた感があったのですが、最近、テレビ・新聞等では、飲酒運転による甚大な事故の様子を多く取り上げています。
先日、テレビを見ていると、自らが引き起こした飲酒運転によって相手に大怪我を負わせてしまった方がインタビューに答え、相手の人生を一転させてしまったことを深く反省し、そして今も罪の意識に苛まれていること等を話されていました。
そのコメントの中で私自身がハッとさせられ、一番印象に残っているのは、その方が「それまで私は飲酒運転による事故は、他人事で自分とは全く関係はないことだと思っていました。
自分だけは大丈夫だろうと思っていました」と話されていたことです。
事故を起こしたくて起こす人など誰もいません。
被害者も加害者もそしてその家族もそのことによって人生が狂わされる飲酒運転による事故を防ぐためにも、飲酒運転をしない・そしてさせない環境づくりも必要になってくることかと思います。
事故を起こして気づくのではなく、起こす前に、飲酒による事故を未然に防ぎたいものです。
何の罪もない一人ひとりの尊いいのちが、ちょっとしか飲んでいないから・自分自身にかぎってという思いによって起こらないことを願うばかりです。