近年、いろいろな建物や乗物の暖房設備が充実し、防寒具の普及もあって、「しもやけ」を知らない人がいることを知りました。
私は、この話題を耳にしたとき、とてもうらやましいでした。
私は、寒くなるとすぐに「しもやけ」が出来てしまう体質で、日頃から手足が冷えやすく、冬場に足が冷えると、全身で寒さを何倍にも感じているように思います。
小学生の頃から毎年冬には「しもやけ」が出来て、シューズが履けないほどひどい時もありました。
学校から帰る時には、靴の中がほくほくしてくると「しもやけ」が痛痒くなるので、水でまず足を冷やしてから靴を履いたりしていました。
今まで、一度も「しもやけ」にならなかった年は、記憶にありません。
物心ついた時からの付き合いです。
どれだけ「ならないように…」と心掛けていても、気がつけばもう出来てしまっているといった有り様です。
私の場合、足の指に「しもやけ」が出来やすいのですが、腫れて靴が履きづらくなったり、腫れぼったい痛みや重みを感じます。
また、少しでも暖まって血行が良くなってくると、むず痒くて、その痒さにだんだんイライラがつのり、不快な思いに沈んでしまいます。
先日は、足がものすごく冷えて青紫色に変色するほど血行が悪くなっていたので、湯たんぽで足を暖めようとしましたが、どれだけ経っても暖まらず、足の指先はずっと冷たいままでした。
相当、血行が悪かったんだと思います。
3月は、気温の寒暖差が激しく、「しもやけ」になりやすい季節だそうです。
過ごしやすい気候になっていくこれからの季節を、「しもやけ」に気をとられることなく、春を心地よく迎えられるように、足の指と指とを広げる体操をしたり、5本指の靴下を履いてみたり、生姜を摂ったり、いろいろな寒さ対策をして、引き続き頑張ってみたいと思います。
春は「出会い」と「別れ」の季節といわれます。
そろそろ、長年付き合ってきた「しもやけ」と「お別れ」したいのですが…。