父の年忌法要

7月に

父の年忌法要を勤めるため

一人で

県外の実家に帰りました。

2泊3日の短い里帰りでしたが

結婚してから

一人で帰るのは

初めてだったので

とても新鮮でした。

父がまだ生きている時は

ケンカばかりで

正直

「今どうしているだろう?」

と、考えたりすることは

あまりなかったのですが、

数年前に急死して以来

「これ好きだったなー」

と、ふっと思い出したり

そんなとき

もっと電話をしたり

手紙を書いたりしておけばよかったと

後悔しています。

けれどもそれは

わたしだけではなく

法事で集まった

兄弟の誰もが

思っていることでした。

父にできなかった分

母には親孝行をと思っても

日常いろんなことに追われて

「忙しい」を

言い訳にしているわたし。

お盆が過ぎ

やがて秋のお彼岸。

仏事の度に

父のことが思い出され

わたしの日常のあり様を

振り返らせていただくことです。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。