世間のランニングブームに便乗して3年ほど前から始めたランニング。
体を動かすのも軽くなり、定期的に続けていたのだが、ここ半年まったく走らなくなってしまった。
おかげで、体が重い今日この頃。
なぜ、走らなくなってしまったのだろう。
家庭…、仕事…、地域…、様々なことで走る時間がない。
もう少し環境が落ち着いたら…と、走らなくなった理由、いや言い訳で自分を納得させてしまっているのだと思う。
本気で走ろうと思えば、時間は作れるはずである。
しかし、自分が納得する言い訳で、先延ばしにしてしまっている。
本願寺第8代宗主の蓮如上人の言葉を記録された「蓮如上人御一代記聞書」の中に、
仏法はいそがしい世間の仕事をさしおいて聞かねばならぬ。
それなのに、あなたは、ひまができたら聞こうと思ってはいないか。
それはあさはかなことである。
仏法のうえからいえば、老少不定の身であるから、明日があると思ってはならない。
という言葉がある。
先延ばしにすることは簡単だが、先延ばしにする私に、明日がやってくるとは分からない。
いつ何が起こるかわからないのが、私の現実である。
仏法だけでなく、様々なことに同じことがいえる。
いつか走ろうではなく、「いま走ろう」と、自分に言い聞かせることにしたい。