『様々な繋がりのかたち』

『草刈りツーリズム』というキーワードを聞いたことがありますか?

草刈りツーリズムとは、草刈りという地域共通の課題解決をきっかけにした交流会等を行う活動・取り組みです。

そして、そこで生まれた新しいつながりによって、自分では解決できない地域課題を協力・連携して解決することを目指します。

お寺のお仕事は多岐にわたりますが、中でも施設敷地の維持管理は私たち寺族にとっても大きな負担となっています。

自坊でも毎月一回、有志により寺内清掃活動を行っていますが、綺麗になった境内を眺めながら参加の皆さんといただくお茶とおしゃべりの美味しくて楽しいこと!

そこからアイデアをもらって、草刈り後の交流を楽しみにみんなが集まる『草刈りツーリズム』という新しい繋がりのかたちを思いつきました。

◆草刈りツーリズム、プロジェクト始動!

草刈りは、フィールドを所有・管理し活動する者にとっては大変な労力を伴う悩みの種です。

そんな草刈りですが、イベント化し、大勢の仲間と取り組むことで、達成感や草刈り以外の問題意識を共有し、意気投合した仲間と新たな活動を生むきっかけにしてしまおうというのが、草刈りツーリズムの趣旨です。

草刈りツーリズムプロジェクトでは、この古くて新しい交流・協働の取り組みを広げる活動を行っています。

本願寺に脈々と伝わる念仏奉仕団も、阿弥陀様、奉仕、をきっかけに皆さんと繋がるかたちであったのかなと思いを巡らすことです。

コロナ禍にあって、お寺との繋がりを保つ手段のひとつとして大切にしたい活動です。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。