「携行本尊というものがあると、お聞きしました。詳しく教えて下さい。」

「阿弥陀さまがご一緒」をコンセプトに浄土真宗本願寺派のご本山である本願寺(西本願寺)が2021(令和3)年4月より新たに制定したご本尊(絵像)を携行本尊といいます。

サイズは名刺ほどのサイズで縦90ミリ、横55ミリ、厚さ2ミリとなっています。バイオプラスチック素材で、漆器のような漆黒の美しさを持つ漆ブラック調となっており、交付の冥加金は1万円となっております。

核家族化や生活環境の変化に伴い、ご家庭にお仏壇がない家も増えてきております。また、子どもさんが実家を離れて一人暮らしをされる、入院等で自宅を離れるといった場合でも、いつでも仏さまとともにある生活を送ってほしいと制定されたものです。

個々の生活スタイルに合わせて携行できますし、専用の台を使用して部屋に安置することもできます。

携行本尊専用のアクリルケースやケーススタンド、持ち運びの際の袋(ホック付き・二つ折り)も発売されています。

お求めの際は、西本願寺のHP「お西さん」内にあります専用申し込みフォームをご利用いただくか、お手次の寺院または本願寺内の参拝教化部という部署にご連絡ください。