「母さん 私のあの山、どうしたんでせうね?」

「母さん 私のあの山、どうしたんでせうね?」

と、詩を詠みたくなるぐらい、あんなに頑張って草刈りしたのに、もう無かった事になっております。

草刈りをしたのは約二か月前、「お盆の前に」と、住職と二日かけて頑張りました。

朝の八時半からお昼まで黙々と。

住職は草刈機、私は鎌で暑さと虫に格闘しながら。

一日目は本堂後ろ、二日目は庫裏の方へ急な斜面は住職が足を踏ん張り、私は石垣を鎌でコツコツと。

刈り終わったころには、二人ともぐったりでしたが、サッカー場のように美しい山にうっとりして、思わず記念撮影までしちゃいました。

あれから二か月…。

二階の窓から見えてくる景色が、あれよあれよという間にまた元のジャングルに。

「雑草魂」とはよく言ったもんだと、つくづく感心しつつもブルーになるこの気持ち。

「また鎌でやるのはしんどいなぁ」と、ぶつぶつ文句を言っていたのを聞いてくれていたのかは知りませんが、私用の草刈機を検討してくれるそうです。

さすがにステンレス歯は重いのでナイロン歯ですが、これは嬉しい。

この秋、私の草刈機デビューが決まりそうです。

今まで関心のないホームセンターの草刈機コーナーが、気になって仕方のない今日この頃です。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。