私にとって、映画は趣味のひとつです。
癒しであり、娯楽教養であったりします。
初めて映画を観たのは、7歳の時。
その時に観た、リチャード・ドナー監督、クリストファー・リーブ主演の
「スーパーマン」
は、いまだに私の心に鮮烈な印象を残しています。
近年
「X−MEN」
シリーズのブライアン・シンガー監督がリメイク(スーパーマン リターンズ)しましたが、映像技術が格段に上がったとはいえ、私の中では、前者を超えるには至りませんでした。
アメコミ全盛のハリウッド映画作品の中にあって、近年アジア映画をハリウッドでリメイクする動きが盛んです。
大作続きでネタ切れという声もありますが、最近では香港映画の
「インファイナル・アフェアー」
が、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演でリメイクされ、アカデミー賞作品賞を受賞するということもあって、これからもこの動きはますます活発になることでしょう。
日本映画もホラーやアニメ部門で注目を浴びていますが、それ以外のジャンルも頑張ってもらいたいところです。
いま上映中の中居正広さん主演の
「私は貝になりたい」
のプロデューサー瀬戸口克陽さんは、鹿児島県出身で高校の後輩。
しかも奥さまは故・小渕恵三元首相の次女で、現少子化大作担当大臣の小渕優子さん。
映画関連に進みたかった私にとっては、正直うらやましくもありますが、同郷人が第一線で活躍している姿を見ると、私も勇気づけられる思いがします。
瀬戸口さんは、過去にフランキー堺さんや所ジョージさんの同名作品を觀て感動し、どうしても自分でプロデュースしたいと、一度書いた脚本は決して書き直さないことで有名な橋本忍さんを説得して、新しいコンテンツを盛り込んだ書き下ろしの脚本で制作にあたったそうです。
その意欲と情熱は、これからの日本映画界をいっそう盛り上げてくれることでしょう。
その勢いで、親鸞聖人を題材にした映画を制作してもらえないかなぁてぁ…、と思ったりもします。
これからも、一映画ファンとして、ハリウッドがリメイクしたいと思うような作品を期待しています。