『初春今ここにあるいのちの不思議』

少しほっとする話から

ある新聞に出ていた子供の詩

「うんちの最高記録」

佐藤大悟(4年)

この前うんちをしていたら、かなりでかいのが出た。

友達が自慢していた太さ5?、長さ25?を余裕でこしていた。

「博物館に出したいなー。」

と思いましたが、そんな博物館は百%ありません。

結局流しました。

ちょっと残念でした。

「はぐれ雲」

というマンガ(ジョージ秋山作)が連載されています。

マンガの主人公が、深刻な悩みを持つ人に一言いいます。

「でっかいうんこ、してますか」

はっ?おれの悩みはうんこ以下か、と怒り出します。

しかし、後でそのことを老師に聞きに行きます。

老師曰く、

「近頃は小さなことで悩む人が多くなりました。

きちんと、大きなうんこがでるような生活をしてみては如何か。」

たしか、このような話をされました。

思えば、たまにでもりっぱなヤツが出た時に感謝することはありません。

いつも何かを気にかけて下痢をしたり、便秘になったり。

立派なうんこをするための生活を目指す、という生活目標ではいけませんか。

そのために捨てるものが増えるかもしれませんが、なくて生きていけるなら、それもありなのではないでしょうか。

立派なモノが出る不思議、感動を大事に、そして下痢なら下痢で、便秘なら便秘で自分の体調を知る物差しとして大事にしましょう。

しかし、私は当たり前のことがこんなに喜ばしいことなのに、どうして喜べないのでしょうか。

この点も何とも不思議と言えば不思議です。

この心身両面で不思議な私を、不思議な働きにより導いてくださるアミダ様が、1番不思議です。