「お仏壇を買いましたから魂入れをしてください。」
このようなご依頼をよく受けます。
浄土真宗では、新しくお仏壇をお迎え(購入)した際に、
「入仏法要」
というおつとめをします。
入仏といっても、仏さまに魂を入れるわけではありません。
そもそも、私には魂を入れたり、抜いたりといったことはできません。
お仏壇は、私たちのご先祖がお参りになった仏さまの世界・お浄土の姿を形に示されたものです。
そして、その中心にいらっしゃるのは私たちを必ず救うと誓われた阿弥陀如来という仏さまです。
新しくお仏壇をお迎えすることは、わが家に新たに仏さまをお迎えしたことを慶び感謝の思いで入仏法要をおつとめいたしましょう。