京都西本願寺

先日、講義受講・試験のため京都西本願寺へ行ってまいりました。

講義・試験は、仏教学、真宗史、真宗学といった内容になります。

仕事をはなれて、朝から、夕方までの講義はとても幸せな時間でした。

一日中、仏さまのお話しを聴かせていただいて、お話の全てが『私のため』のように伝わり、本当に幸せで、感激しっぱなしの数日間となりました。

(試験は、想像の100倍は難しくて結果はボロボロだったのはさておき・・・)

この数日間は、本山のお晨朝にも参拝させていただきました。

(晨朝とは朝のお勤めのこと)

京都本願寺でのお晨朝は、6時からになります。

盆地の影響からか京都の夏は、想像を絶するほどの暑さです。

朝の6時のお晨朝の頃も、すでに蝉たちの鳴き声は響き渡り、太陽が道路を照りつけています。

そんな中、本山へ。

阿弥陀堂、御影堂へ入ると少しだけ、ひやっと涼しさを感じました。

お堂の中にはたくさんのご参拝の方がいらっしゃいました。

ご近所にお住まいの方で、晨朝参拝が毎朝の日課となってる方もいらっしゃることでしょう。

私のように、離れた地からの参拝の方ももちろんいらっしゃったことでしょう。

海外から参拝されてる方も数名おみうけしました。

それぞれ違うところから、本願寺に集い、ともに『正信偈』をお勤めさせていただく、貴重な時間。

暑さも忘れてしまうほど、感慨深い、ありがたいひと時となりました。

朝、起きてまず、阿弥陀さま、親鸞さまに感謝のお勤めをさせていただけるということが、いかに私自身にとって、幸せであるかということをあらためて思うことでした。

縁あって、来月、再来月も京都の本願寺へ参拝する機会をいただいています。

今から、その日が待ち遠しく、楽しみな私であります。

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