最近、人差し指の爪を壁にぶつけ、爪を縦に割ってしまうという非常に痛々しい出来事がありました。
幸いにも痛みのピークはぶつけた時が一番でしたが、それでもしばらくはジンジンと患部が痛みました。
少しのびていたのもあって、割れやすくなっていたようです。
私は爪を切るのをとても面倒に思うのですが、皆さんはどうでしょうか。
1週間から10日に1度は切らないと今回のようにケガをしやすくなってしまうため渋々切ってはいますが、皆さんも面倒に感じたりしませんか。
そもそも「爪ってなんであるのかなぁ」と、ふと思ったので、いい機会だと思い調べてみました。
すると、爪に関する今まで知らなかったことをいろいろと知ることができました。
まず、爪の成分はカルシウムと思われていることが多いんだそうですが、主にタンパク質です。
そして、普段私たちが目にしている見える部分は既に死んでしまった細胞で、根元に隠れている部分が生きた細胞なんだそうです。
その部分が新陳代謝をすることで、死んだ部分の細胞を押し上げるために伸びるようにみえるんだそうです。
また、乾燥をすると割れやすくなるため、マニキュアよりも、水分を奪う除光液の方が痛みをすすめてしまうようです。
さらに、爪の伸びる速度は一定ではなく、暖かいと速く、寒いと遅くなるんだそうです。
なお、最近は手の爪にも足の爪にも非常に色彩が鮮やかで、表現豊かなネイルをする女性が増えましたが、塗る際の注意点や、知識などが非常にたくさんあり、おしゃれも大変だなぁとしみじみ思うことでした。
何より痛感したのは、私たちは当たり前のようにあると思って、その有り難さを忘れがちですが、爪には手や足の神経を保護するというとても大切な役割があるということです。
しかも、爪がないと物をうまく掴んだり、歩いたり走ったりすることができなくなったり、踏ん張ったりすることもできなくなるんだそうです。
力のバランスをうまくとることで、物を適切な力で掴んだり、体を支えたりできるんですね。
ケアが面倒と思いがちで、なんのためにあるのかも知らず、当たり前と思っていたことが実は私たちを支え、生かしてくれていたという訳です。
ケガの功名とでも言うか、有り難い知識を得られた気がします。
これからの爪切りを違った気持ちでしていけそうな気がします。
爪の伸びやすい季節です。
しっかりケアしてケガのないように気をつけていきたいものです。