宗派によって、お仏壇の違いはありますか?

宗派によって、お仏壇はご本尊(仏さま)をはじめ、お飾りの仕方や、仏具など違いはあります。

同じ浄土真宗でも本願寺派(西)と真宗大谷派(東)では違いがあります。

一昔前は、ご家庭に仏間があり、お仏壇のある家庭が多かったと思いますが、最近では仏間がない家も多いと聞きます。

また、マンションやアパートなどで生活される方も増えました。

お仏壇も人々の生活の変化にあわせるように、最近では様々な形のものがあるようです。

実物は見たことはありませんが、壁に掛けるタイプや、移動式、オシャレな仏具などがインターネットで調べるとたくさん出てきます。

宗派による違いをはじめ、従来の仏壇(金仏壇や唐木仏壇など)とは違ったデザイン、形など様々です。

大切にしていただきたいことは、お仏壇は私たちの心の拠り所となる場所です。

嬉しい事や悲しい事、辛いこと、様々な悩みの中で生きる私に、“ともに喜び、ともに悲しみ、常に寄り添い、ともに歩んでくださる仏さまのはたらき”を感じる場所だということです。

また、お参りする中で、仏さまの教えを通して自分自身を見つめる場所でもあります。

生活環境に合わせた中で、日常お参りしやすい場所にご安置いただきたいと思います。

お仏壇のお求めをお考えの場合は、自分の宗派を確認いただき、お仏壇店にお伝えください。

その上で、お住まいや生活環境も考慮していただければと思います。

また、ご本尊は本願寺よりお迎えいただき、入仏法要をお勤めしていただければと思います。