今年の1月29日から2月9日まで教区懇談会主催のインド仏跡参拝に参加させていただ

今年の1月29日から2月9日まで教区懇談会主催のインド仏跡参拝に参加させていただきました。

参加者も多く若手僧侶も結構参加がありましたので、大変有意義で楽しい旅となりました。

特に今回はカジュラホの遺跡群と皆様ご存じのタージマハルの2つの世界遺産も観光できるという、大変充実した内容となっていました。

お釈迦様がご誕生になられてから涅槃に入られるまで、その順番通りではありませんでしたが、仏跡を参拝していく度に

「ここでお生まれになったんだ」

「ここで苦行をされたんだ」

等、感慨深い思いが巡って参りました。

中でも印象深かったのが、悟りを開かれた地ブッダガヤでした。

偶然にもダライラマが滞在されているということもあって、町全体は大変な賑わいを見せておりました。

何度か仏跡参拝をされた経験のある先輩も

「こんなに混雑したブッダガヤは初めてだ」

と言われたほどでした。

大菩提寺の中に立つ大塔が見えてくると、どこからともなく

「ブッダーン、サラナーン」

と三帰依を称えるスピーカーの音が聞こえてきて、荘厳さを増していました。

大きさと言い彫刻のすばらしさと言い、大塔を間近で拝見したときには圧巻でした。

その大塔の後ろ側に金剛座があります。

残念ながら囲いがしてあって全景を綺麗に見ることは出来ませんでしたが、飲み込まれると思われるぐらいの大きな菩提樹の木の下にある、お釈迦さまが悟りを開かれた場所である「金剛座」を拝見した時には、お釈迦様の49日間に及ぶ苦難に胸が熱くなってきたことでした。

今回のインド旅行では、これまで書籍等では知っていたもののまだ眼にしたことのなかった仏教の聖地とも言える数々の場所に足を運ぶことが出来て、言葉に言い表せないほどの多くの感動を頂くことが出来ました。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。