その食生活に関連して、今、乳ガンの人が増えてきています。
白人と違い、日本人の場合、乳製品や牛乳をたくさんとると、ガスが異常に発生して、腸内の弱い所にへこみを作ります。
そうすると、そこに出ててかない便がたまります。
私たちの祖先は何度も飢饉に合い、その結果、飢餓に強く、低カロリー・低脂肪で生きられる体になりました。
一方、酪農と小麦を基本にしていた欧米人には、その遺伝子がない。
だから白人と日本人は同じじゃないんです。
乳ガンになると、その人のお腹の中は真っ黒になってしまいます。
特に最近は、日本人の体で欧米と同じ食事をすることになる帰国子女に乳ガンの患者が増えてきています。
それに気がついて、“食い改めて”穀菜人。
穀物と野菜に帰ると、わずか4週間で腸の中はきれいになります。
これを食養生(しょくようじょう)といいます。
食べた物で人の体は作られます。
そして、しばらくしたら、体の細胞はほとんど変わります。
だから、食欲は人間の3大良くに数えられるんです。
食い改めたら、簡単に変わるんですよ。
月に行くには、宇宙服がいりますね。
この体は、地球で生きるための宇宙服です。
その材料がろくでもない物だったら、すぐにダメになりますよね。
食が原因でなった病気は、食で治さないといけません。
ガンは平和共存するべきものです。
みなさんの周りで、ガンになった人を見てご覧なさい。
頑張った人ばかりですよ。
ガンの原因の2割は頑張りすぎ。
3割は食が悪い。
半分が心の持ち方なんです。
あなたの周りでガンになった人は、頑張っている人ばかりじゃありませんか。
それは、どういうことか。
体を作る60兆の細胞は、1日に1兆個置き換わるんです。
だから60日経てば、体はすっかり置き換わります。
年を取って、スピードが落ちても変化し続けます。
置き換わらない、細胞が複製されない所は、心臓と歯のたった2つ。
この2つは、分裂しない永久細胞ですから、心臓と歯にはガンができません。
他の所は、全部複製で、そのでき損ないがガンです。
そのコピーが行われる時間帯は1日の内でいつかというと、寝てる時間なんです。
だから睡眠時間を削って無理を重ねると、不良細胞がいっぱいできます。
1回や2回哲弥してもどうということはありませんが、慢性的な睡眠不足だと、てきめんに風邪をひき、毎日のガン細胞を殺せなくなります。
無理がたたるというのは、そういうことです。
次の3割は食が原因です。
でもそれ以上に、心の持ち方がその半分を占めているんです。
例えば、ガンを告知されると、真っ青になりますが、言われる前と後で体に変化はありません。
それは気が病んだということですよ。
だから、気持ちが元気であれば、体も元気になります。
気持ちが半分。
後はどうにでもなります。
だから、元気で長生きしたかったら、どうすればいいか。
そういう人達とばかりつきあっていれば、自分が年だなんて思わないでしょう。