4回目の…

4回目の…

今回も、この場をお借りして東日本大震災のボランティア報告をさせていただきます。

今回は、5月下旬から6月上旬にかけて10日間行ってまいりました。

今回の活動は…イチゴを抜きにしては語れません(≧∇≦)

昨年10月に活動をさせていただいた宮城県南部に位置する山元町のイチゴ農家さん。

お電話やお手紙等を通じて繋がりを持たせていただいており、宮城入りした当日に、ご挨拶と情報収集に行ってきました。

お父さんは畑に出ておられて会えなかったのですが、お母さんと再会を喜ばせていただきました。

しばらくご自宅で話をした後、ご厚意でイチゴ狩りをさせていただいたんです!!

「もうすぐ苗を植えかえるから、遠慮なくたくさん採ってね」

と。

初めてのイチゴ狩りを十分に楽しませていただきました。

…が!!!

「それしか採ってないの?はい、コレ!はい、コレも!」

と、お母さんが採って行かれる後ろで私は、イチゴを紙箱と口の交互に運んでいました(”^∇^)

甘い!大きい!山盛り!

イチゴ狩りというよりは、収穫に近かったような気がします。

箱に山盛りのイチゴは、ボランティアセンターに持ち帰り、仲間たちとおいしくいただきました。

さて数日後、今度は活動で伺いました。

イチゴの苗を育てるポットに付いているヘドロの洗浄作業。

ビニールハウス内の清掃等。

すべきことは、まだまだあり2日連続で行ってきました。

また贅沢な話をさせていただきます♪♪10時の休憩に食べて、といただいたのは

「進物用じゃないの!?」

と思われるほど大振りなイチゴ!!

しかも一人一パック!!

「食べきるかな…」

と思っていましたが、アッという間に胃袋の中へ^^;

活動を終え帰るときには、ボランティアセンターへのお土産と再び箱に山盛りのイチゴをいただいて…本当に贅沢なイチゴのいただき方をさせていただきました。

宮城入りした初日に伺った際、お母さんから漏れてきた言葉は…、震災以降、必死に頑張ってきて疲れが出てきていること。

畑は津波の被害を受けたが、自宅は津波の影響を受けなかったために、周りの方々から

「家が残っているんだから、まだマシじゃない」

と言われることなど。

一見お元気そうではあっても、心身ともに疲れておられるんだろうなと思われました。

しかし

「キツイよ。

でもね、いろんな人と出会える。

いろんな人と話ができる。

だから、頑張ろうって思える。」

というお母さんの言葉に、私が元気づけられたことでした。

またイチゴ農家での2日目の活動は、女性だけでの活動だったということもあったからなのでしょうか。

手を動かしつつも、口もひっきりなしに動きっぱなし^^;

「女性だけっていうのも、楽しいね」

と、お母さんが話されていました。

力仕事となると、男性には劣るかもしれない。

でも、いろんな話をすることで少しでも楽しい気持ちになっていただけるのならば、女性だけで活動をするというのもアリですね(*^-゚)d

さて前回のコラムで、活動報告をさせていただいた際、

「次回は寿司リベンジ」

と書いておりましたが、今回はそちら方面へ行く活動をしておらず、寿司リベンジ断念でした^^;

一応、ご報告まで…

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。