1才8か月になる我が家の男の子。
世間で言われているイヤイヤ期に突入したのか、だんだん自己主張が激しくなってきた。
嫌なことには拒否反応を示すし、自分の好みでないものは全く食べようとしない。
親のさわっていた物に興味を持ち、自分で勝手にさわりはじめる。
「返して」と言うと、おそらく本人は「駄目!」といっているのだろうが、「まめ!」と、激しい感情を
あらわにする。
自分本位のあり方に正直疲れることもあるが、これが成長していく上での通過儀礼なのかと思う。
おそらく、誰もがこのような過程を経ながら成長してきたに違いない。
もちろん、この私も。
最近、我が子の成長を通して、自分もこのようにして育てられてきたのだということに気づかされる。
そんなとき『教育は共育』という言葉が、ふと思い出される。
親になって、1年と8か月。
生まれてからの年齢はともかく、親としてはまだ乳児程度にすぎない。
親としては、きわめて未熟であるが故に、右往左往することも少なくない。
また、自分の記憶には残ってない時期をどのような思いの中で親から育てられていたのか…。
そのようなことを我が子の成長する姿を通して、ひとつひとつ気づかされる日々。
我が子を育てながら、自らもまた子によって親へと育てられていることを実感している毎日である。
有り難いことである。