野球を通して心も体も健やかに

先月は甲子園で全国の各都道府県の予選を勝ち抜いた代表の高校球児が熱戦を見せてくれました。毎年、選手の将来のことを慮るがゆえに、投手の投球制限の話題などが出ます。大規模校ならば、投手が何人もいて、可能な面もありますが、小規模校で一人の投手しかいないところは、厳しい状況もあり、なかなか結論はでないようです。

長男は現在中学2年生です。中学生になってはじめて野球部に入り、漸く1年が過ぎました。小学校時代は陸上をしていて、中学校でも陸上を続けるものと思っていましたので野球部に入ると言った時には大変驚きましたが、先生や先輩方に丁寧に指導して頂いて野球未経験ではありましたが、1年前とくらべるとだいぶ成長したと思います。

部員は、3年生が4人。長男が2年で1人。1年生が1名。計6名です。近隣の中学との合同チームで活動していました。今年7月の大会で3年生が引退して合同チームも再編されました。今、野球部2名で活動しています。2名だけですので、先生や保護者やOBが練習を見に来てくれて、選手よりも指導する人の方が多いときもあります。2名だけですので限られた練習しかできませんが、できるかぎりの努力をして頑張っています。

7月に3年生が引退し、部員9名の近隣中学との合同チームで計11名でスタートしました。8月の合同チームとして初めての試合は、1点も取ることが出来ずに負けてしまい大変悔しいおもいをしました。毎日一緒に練習することができないので、連携の面でなかなかうまくいきませんでしたが、一歩いっぽ連携を深めていければと思います。

新チームになって長男はピッチャーもさせてもらえたりと、新しい挑戦もはじまりました。試合の勝敗も大事なことですが、そこだけにとらわれることなく、野球を楽しんでほしいと思います。野球を通して、挨拶などの礼儀作法であったり、沢山の方々に支えられて野球ができていることに感謝し、相手を思いやれるような人間になってもらえればとおもいます。野球を通して心も体も健やかに成長してくれることを願うことです。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。