わが家にやっとお掃除ロボット「ル○バ」がやってきました。
掃除好きですが何かと時間のない私への誕生日プレゼントとして、父と夫が一緒に買ってくれたのです。
最初は「どうかな?」と半信半疑で使い始めたのですが、これがとても良くて、今ではすっかり私の相棒となり、『ルンちゃん』という愛称までつけてかわいがっています。
何がよいかというと、今ここをちょっときれいにしてほしいな、という時に、夫なら「エー、いいよ後で。十分きれいじゃん。」と言うところですが、ルンちゃんは違います!
私が「ルンちゃんお願いね。」と言ってボタンを押すと「はいよ」とばかりに起動音が鳴って動き出します。
時々は思っていたところと違うところをお掃除してくれたりもしますが、空間を区切ってあげればせっせときれいに掃除し、「終わったよ」と合図までしてくれるのです。
仕上がりも床はつるつる、カーペットもすっきりです。料理など別の仕事をしている間に部屋がきれいになるなんて、夢のようです。
ルンちゃんのことをかわいがっているのは、私だけではありません。いつもは掃除機の音がうるさいとぶつぶつ言う父も、ルンちゃんがせっせとお掃除していると「感心だね~、えらいね~。」と話しかけているのです。
ルンちゃんはすっかりわが家の一員となりました。今では子どもたちより言うことを聞くので「家ではルンちゃんがいちばんおりこうさんだね」などと言って、子どもたちから嫌がられています。
すっかりルンちゃんの虜になった私は、いろんな人に「ロボット掃除機はいいよ!」と勧めています。でも、友人のお母さんにはかたくなに断られてしまいました。
「おばちゃん、絶対いいから、だまされたと思って使ってみて。」と話したら、「とんでもない!おばちゃんは時間もゆっくりあるから一人できれいにできるのよ。」とのこと。
実は、友人の家はお父さんが急に亡くなったばかりでした。寂しい時にルンちゃんがいたら少しでもいいかな、と思ったりしたのですが…
今日も私はルンちゃんに話しかけ、家族に「何言ってるの?」とあきれられています。
AI時代と言われますが、ロボットの方が気楽でいいな、と思うこともありますね。
少子化時代、上手にロボットと共存したいなと考えることです。