「お供え物は何をあげればよいでしょうか」

日常のお供えとして、基本はやはりお仏飯です。毎朝炊きたての最初のご飯をお供えすることが大切ですが、毎日、毎朝ではなくても、せめてご飯が炊いたときの最初のご飯は仏様にお供えをして、食をいただくことの有難さに感謝しつつ、お参りすることを心がけましょう。

また、お彼岸や報恩講、年忌法要など、仏事等を勤める際はお供物を供えます。中央に近いところに、お餅、両側に菓子、果物の順に、それぞれ対にして供えます。お魚やお肉等の生ものや匂いの強いものはお供えしません。

また仏事等以外でも、いただきものがあったときはまずお仏壇にお供えして、お下がりとして頂戴するなど、日頃から仏様を中心とする生活を心がけたいものです。