「年忌の数え方は?」

ある家にご法事に行ったときに、そこの家の親戚の人から

「一周忌は亡くなってから1年後ですが三回忌からは2年目になっていますね。」

と言われました。

確かに、三回忌は亡くなられてから2年目・七回忌は6年目でのご法事となります。

 

これは、亡くなられた年を一回目のご命日として数えるので、亡くなられた次の年は二回目のご命日ですから二回忌といってもよいのですが、亡くなられてまる一年ということで「一周忌」といいます。

そして、それ以降は亡くなられ年から数えますので、三回忌というのです。

例えば、平成20年に亡くなられた方の場合、平成21年は一周忌、平成22年は三回忌になられます。

三回忌以降の区切りの年回法要は、一般に

  • 七回忌(6年後)
  • 十三回忌(12年後)
  • 十七回忌(16年後)
  • 二十五回忌(24年後)
  • 三十三回忌(32年後)
  • 五十回忌(49年後)

となります。

なお、地域によっては、二十五回忌ではなく、二十三回忌と二十七回忌を営まれることもあります。

五十回忌以降は、50年ごとにお勤めしますので、百回忌、百五十回忌…となります。

西本願寺では、平成23年春から24年1月にかけて、浄土真宗の開祖親鸞聖人(1173-1263)の七百五十回大遠忌法要が営まれます。