1ヶ月ほど前に、隣の幼稚園から逃げた、インコを職場で保護しました。

1ヶ月ほど前に、隣の幼稚園から逃げた、インコを職場で保護しました。

黄色の可愛い、セキセイインコです。

逃げてから二日経過していたようで、インコはお腹をすかせて、大分弱っていました。

そして、ストレスからか卵(無性卵)を産んで、自分で食べちゃったりと・・・

すぐに、ご飯(エサ)をあげて、落ち着くまで、飼う事となりました。。。。

一ヶ月がたち、そろそろ幼稚園に返したほうがいいだろう、ということになり、

(心情的には、可愛くて、可愛くて、返したくない気持ちでいっぱいでしたが。)

職場の先輩が幼稚園の先生のところへ!!

先輩:『もう、インコはお返ししたほうがいいね。連れて行くね』

幼稚園の先生:『いやいや〜・・・実は飼育小屋にいる一匹のインコで強い、いじめっコがいて、ほかのインコをつついたり、毛をむしったりしてて・・・・(>_<)なので、そちらにいたほうがいいかもしれません・・・』

とのこと。

なので、引き続き、職場で飼うこととなりました。

私は、インコと離れたくなかったから、正直うれしいでした。

ただ、、思ったのは、

「インコの世界でもいろんな複雑な鳥関係があるんあだな〜っ」

てこと。

上下関係?力関係?のようなものが存在してるんだな〜って。

小さな飼育小屋の中で、逃げ去ることもできず、ただただ隠れたり、我慢しながら過ごしているインコちゃんたち。

なんか心がキュッっと痛みました。

人間社会もそうですよね。

仕事場での人間関係とか。

やめたら楽になるのだろうけど、生活のため、家族のため、世間体などから逃げることは出来なくて、我慢して我慢して働いている人たち。

学校生活もそうかもしれません。

やめるわけにいかなくて、人に相談することもできず我慢して我慢して通っている子たち。。。。

自分のことだけではなくて、常にアンテナをはって

『あれ!!!なんか様子がへんだな!』

って周りが気づいて、支えにならなくては。

セキセイインコを通して、フト・・・深く考えさせられたことでした。

最後に、黄色のセキセイインコ。

名前は『りーちゃん』です。

愛情をもって、責任をもって、育てていきたいと思っています。

【確認事項】このページは、鹿児島教区の若手僧侶が「日頃考えていることやご門徒の方々にお伝えしたいことを発表する場がほしい」との要望を受けて鹿児島教区懇談会が提供しているスペースです。したがって、掲載内容がそのまま鹿児島教区懇談会の総意ではないことを付記しておきます。